この誹謗中傷の余波は、eスポーツ界にひとつの問題を生んでいる。それが女性プロゲーマーの少なさだ。
「かつてすごく強い女性プレーヤーの方に、『なんでツイッターで私は(ゲーム上で)このIDでやっていると言わないの』と聞くと、『だって叩かれるし、別に顔も出したいと思わないし』という子がいました。彼女だけではなく、そう思っている子は結構多いですね。女性が叩かれがちなところに、わざわざ出ていかないですよね。普通の感性を持っていたら、そうなるんですよ」
容姿を卑下するコメント、実力を疑うコメント、負けを嘲笑するコメントなどは、断じて許すべきものではない。彼女が感じた、誹謗中傷をする人の根底にあったのは、ほとんどが女性蔑視だったという。
「ゲームセンターのコミュニティーなど、ある種泥臭い男だけの世界が好きという人が一部いると思います。その人たちにとって、そのコミュニティーに女性がいることで、何かを壊されたと感じる人たちがいたのではないでしょうか。
それから、単純に女性よりも弱いと認められない人たちが騒いでいる時もありました。本当に女性が弱かったら、何も言われないんですよ。多少強かったりすると、言われるんです。今になって思うと、8割は嫉妬だったんだなと思います」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed39e9377ef1c7eaf167b66f3d831406564bcfc2
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Source: Y速報