映画マリオさん、バービーに抜かれる　2023年世界最高額更新

　米誌「バラエティ」によると、マーゴット・ロビー主演の「バービー」（グレタ・ガーウィグ監督）の北米での興行収入が５億７５４０万ドル（約８４１億円）を記録し、これまで１位だった「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の５億７４００万ドルを追い抜いた。

　世界興収として「バービー」はこれまで１３億ドル（約１９００億円）に達しており、同誌は、「マリオ」の１３億５０００万ドルを超え、２０２３年の世界興収最高額を更新するのも時間の問題だとしている。

　今年１０億ドルを突破したハリウッド作品は「バービー」と「マリオ」の２本だけで、例年なら上位を占めるスーパーヒーローを含む人気シリーズの続編はなかった。

　北米で「バービー」は７月２１日に劇場公開され、今年最高の初週末成績（１億６２００万ドル）を記録し、４週末連続で首位を維持している。また、女性監督映画としては最高のオープニング週末興収を記録し、女性のみが監督した映画としても興収最高額を記録した。

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