任天堂「スイッチ後継機」につきまとう「Wii Uの二の舞い」不安

PaYwJUXy

1: 2024/02/10(土) 09:06:50.35 ID:YHOL7bVm0

まだ見ぬ「スイッチ後継機」に向けたユーザーの期待は、日増しに膨らむばかり。しかし、好意的に見つめるだけでなく、「Wii」と「Wii U」の関係を振り返り、同じ轍を踏むのではと警鐘を鳴らす人もいます。後継機に訪れるかもしれない、Wii Uが経験した失敗とは。

◇ Wii Uを苦しめた3つの問題

 時代によって、脚光を浴びるゲーム機は常に移り変わってきました。ここ数年は、特にNintendo Switch(以下、スイッチ)が注目を集めており、その存在感は他を圧倒するほどです。

 そんなスイッチも、今年の3月で7周年を迎えます。後を引き継ぐ次世代機、いわゆる「スイッチ後継機」が発表されてもおかしくない時期です。そのためSNSでは、スイッチ後継機への期待や要望の声などが飛び交っています。

 絶好調のスイッチに続く形となるので、後継機への期待が高まるのも当然の話でしょう。ですが、一部のユーザーからは「Wii Uの二の舞い」を心配する意見も上がっています。

 Wii Uは、一大ブームを巻き起こしたWiiの後継機として、 2012年末に登場しました。しかしWiiの時代と比べて失速し、本体の販売台数は1356万台止まり。その販売規模は、Wiiの約1/10程度に落ち込んでしまいました。

 絶好調の前世代機と、波に乗れなかった後継機。このWiiとWii Uの関係を、スイッチとまだ見ぬ後継機になぞらえ、その二の舞を危惧しているのです。

 果たしてスイッチ後継機は、Wii Uが味わった悲劇を繰り返す可能性があるのでしょうか。Wii Uが辿(たど)った「つまずき」を振り返ります。

●Wiiの成功を引き継げなかったWii U
 Wiiが成功した理由はいくつもありますが、最も大きかったのは、それまであまりゲームに触れていなかったカジュアル層を取り込んだ点です。家族で遊びやすいラインナップ、価格を抑えて買いやすくしたこと、TVのリモコンのような操作感が馴染みやすいWiiリモコンの存在などが、ユーザーの拡大を後押ししました。

 このカジュアル層をそのままWii Uに引き継げれば素晴らしかったのですが、それは絵に描いた餅で終わってしまいます。その理由はいくつかありますが、「Wii Uが欲しい!」とカジュアル層に訴求できなかったのが要因でしょう。

 親子や孫と遊べるようなパーティゲームは、Wii Uにももちろんありました。しかし、多人数で遊べるゲームがWiiにあるなら、それで十分と考える人もいます。ゲーマーなら、既存作と新作の違いをチェックし、その魅力を知ったうえで判断しますが、カジュアル層はそこまで熱心に調べません。調べないから分からず、分からないなら買う理由がない。ごく当たり前の話です。

 使用するコントローラーが、ディスプレイと一体化した「Wii U GamePad」に変更されたのも、カジュアル層にはマイナス要因でした。Wiiリモコンは直感的で分かりやすかったのに、Wii U GamePadはボタンの数も多く、レバーで操作する従来のコントローラーに近いもの。ゲーマーなら何の問題もありませんが、慣れていないカジュアル層には荷が重いデバイスです。また、物理的に重いのも不評に繋がりました。

 価格も、「ベーシックセット」なら発売当初のWiiと同程度でしたが、内蔵するフラッシュメモリの容量が大きい「プレミアムセット」は5000円ほど高め。気軽に遊ぶならベーシックセットで十分ですが、その違いもカジュアル層には分かりにくく、尻込みする一因になったのかもしれません。

 こまごまとした理由を連ねましたが、端的に説明するなら「Wii Uの魅力を、カジュアル層に伝えきれなかった」というのがシンプルな答えかもしれません。その結果、「よく分からないし、Wiiで十分」と思わせ、購買意欲に火をつけることができなかったのです。

https://magmix.jp/post/212211/2


続きを読む
Source: Y速報

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする