このように、『アストロボット』は抜かりない。シリーズの新作として求められているものは、ほぼすべて揃っているといえるだろう。
とはいえ、気になる点がないわけではない。アクションゲームが得意な筆者は、ひとまずのクリアまで約6時間30分かかった(隠しステージと収集品がまだ残っている状態で、それらをこなすとプラス数時間といったところ)。
これはやや短いと捉えられる可能性がある。
アクションゲームとしては極端に短くないものの、ほぼフルプライスのタイトルだと捉えると気になる人もいるだろう。
ただ筆者としては、ここまで作り込まれた作品ならばこの価格も納得はできるので、欠点とは捉えていない。
むしろ私が気にしているのは、シリーズ初代『ASTRO BOT: RESCUE MISSION』の衝撃を越えなかったところにある。
間違いなく『アストロボット』は優れたゲームだが、膝の裏側に汗をかくほどの衝撃はなかったのだ。
途中に『ASTRO’s PLAYROOM』を挟んだのも驚きを軽減させた一因かもしれない。楽しいが、三度目なのだ。
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Source: Y速報