PlayStationの次世代ゲーム機は未発表だが、この記事では「PS6」と呼称する。
ロイターの報道によると、2022年にAMDがPS6のチップに関する契約を勝ち取り、インテルはそれに敗れてしまったそうだ。この契約の入札プロセスにおいては、AMDとインテルの2社が最終的に残っていたのだという。記事ではインテルが契約を逃した経緯が書かれており、実際にSIEとインテルの会合があったようだ。もし契約を結んでいれば、インテルのファウンドリー事業に恩恵をもたらしたのかもしれないなどと語られている。
ゲーマーにとって重要になりそうなのは、PS4とPS5でもAMDのチップが使われていたという事実だ。引き続きAMDのチップが使われるということで、後方互換性が次世代ゲーム機でも維持されるのかもしれない。記事に登場する情報筋によると、もしAMDからインテルのチップに移行していれば、後方互換性に関するリスクをともなうことになったかもしれないという。インテルやSIEのエンジニアや幹部の間では、このことが議論の対象になっていたようだ。後方互換性を確保するためには、コストとエンジニアリングリソースが必要だったのだそうだ。
ロイターの記事によると、SIEとAMDはコメントを控えたという。2022年からPS6の話は進んでいるようだが、今のところ公式にはPS6は未発表だ。IGN USは米国ではPS4からPS5の発売までには7年かかっていたことを指摘し、このパターンが繰り返されればPS6は2027年に発売されるかもしれないと推測している。
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Source: Y速報