任天堂はこれまでも、スイッチ用ソフトの海賊版や、それを動作させるために本体を改造する業者に対して厳しく取り締まってきました。また、非公式エミュレーターの開発者に対しても訴訟を起こし、巨額の和解金を支払わせたり、配布サイトを閉鎖に追い込んだ実績もあります。
ユーザー側に対しても、改造本体や海賊版ソフトの利用者に「アカウントBAN」や「本体BAN」といった措置を講じてきました。具体的には、違法コピーをインストールしたり、不正なデジタルチケットを使ったアカウントが特定され、オンラインアクセスが禁止される「アカウントBAN」が行われたという報告もあります。
また、改造されたスイッチでオンライン接続を行った場合、「本体BAN」となり、その本体ではオンラインストア、対戦、フレンド機能、アップデートなどが一切利用できなくなります。さらに、改造スイッチに紐付いていたアカウントが別の無改造スイッチにもリンクしていた場合、無改造スイッチまでもBANされるという事例も確認されています。
ただ、従来のBAN措置はあくまで「ネット接続を遮断する」に留まり、オフラインではゲームカードを挿して物理ソフトを遊ぶことが可能でした。
しかし今回の規約変更後は「永久に使用不能にする」という文言が加わったことで、オフラインでも本体自体が完全に使えなくなる、いわゆる「文鎮化」の可能性が現実味を帯びてきました。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/80647b321dcb60a2d5598f58c0e2f2ec7875391b
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Source: Y速報