ただ追いつくというだけでも大きな意味がある。なぜなら、すでに素晴らしかったゲームにつきまとっていた性能面の制限や不満が、今や完全に消え去ったからだ。自転車の補助輪がようやく外れたような感覚を味わえるのは、本当に素晴らしいことだ。
確かに補助輪は外れた。だが、Switch 2に「まったく新しい自転車に乗り換えた」ほどの感動がないことも事実だ。もちろん、「Switch」という名前に「2」が付いた以上、まったく別物である必要はない。だが、機能的に見れば、Switch 2は完全な次世代機というより、これまで噂されていた「Proモデル」に近い印象で、有機ELモデルから買い替える場合、なおさら差が小さい。もちろん、同じようなことはPS5やXbox Series Xの発売時にも言われていた。だが、PS5やSeries Xの場合は、レイトレーシングのような新しいグラフィック機能によって、性能の高さそのものがある程度新鮮な体験になっていたのも事実だ。Switch 2には、それがない。近年はSteam Deckのような携帯型PCも登場していて、携帯ゲーム機という文脈で見ても特別目新しいとは言いがたい。
https://jp.ign.com/nintendo-switch-2/79886/review/nintendo-switch-2
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Source: Y速報