スパイク・チュンソフトは、パブリッシングもパートナー作りも焦らない。「10年先」を見据えているから
https://automaton-media.com/articles/interviewsjp/20250817-353794/
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──意地悪な質問ですが「流行りのジャンルゲーム、売り上げ何百万本!」みたいなのを見て、そういったジャンル挑戦してみたくなったりはしないんですか。
飯塚氏:
作れるならやってみてもいいとは思いますけどね。その何百万本の売り上げに到達するまでに彼らが掛けたコストとリスクを考えると、やっぱり難しいですよ。
ずっとトマト農家をやってきたのに、いきなり作物をイチゴに切り替えるようなものですからね(笑)
もしそういったチャレンジをうちがやるとしても、ほかのプロデューサーにやってもらうことになると思います。
僕がそういうことをやらない理由は、洋ゲーのパブリッシングでチャレンジ欲が満たされているからなんですよね。
超ハイエンドでめちゃくちゃお金の掛かったゲームをローカライズして日本で売るというのは、ある意味では自分のタイトルを出しているようなものじゃないですか。
うちがフロム・ソフトウェアさんみたいなゲームを作れるかと言ったら、それは作れない。そんななかで「うちがパブリッシングした『ウィッチャー3 ワイルドハント』も『バルダーズ・ゲート3』もすごいでしょ、ゲーム・オブ・ザ・イヤーなんですよ!」と言って満足しているわけです(笑)
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Source: Y速報