物価高や税金・社会保険負担の増加で「中流」と言われた人たちの暮らしぶりが貧民化している。もはや「普通に生きるのもツラい」との声も聞こえるなか、取材班は3700人の中流層にアンケートを実施。裕福ではないが貧しくもなかった“平均的”暮らしは今、どう変わってきているのか? 貧民化する「令和の中流」の実態を明らかにした。
今回、取材班は世帯年収400万~700万円未満を「中流」と位置づけ、2人以上世帯で首都圏および大阪・名古屋などの大都市で暮らす30~50代男女3700人に5月28日から6月3日にかけてアンケートを実施した。
調査ではまず、生活費などの消費動向について尋ねた。すると、「スーパーで高くて買うのをあきらめることが増えた」(1421人)、「コンビニの商品は高いので行かないようにしている」(1051人)、「スタバは高いので行かない」(750人)、「家で牛肉を口にする機会は月に2回もない」(680人)など、多くの人が食費を厳格に切り詰めている様子が垣間見えた。
娯楽消費の結果を見ても、「ディズニーやUSJはお金がかかりすぎるので行けない」(1202人)、「Nintendo Swich 2は高すぎて買えない」(979人)など、国民的人気を誇るレジャーやゲーム機がもはや“手が届かない存在”になっている様子がうかがえる。インバウンド客が増える一方で、「お金がかかるので何年も旅行にも行けてない」(761人)のが、今の日本の中流なのだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c1c10e6b5cf765d0d2b49a8bfe326466c240aea?page=1
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Source: Y速報