任天堂は、基本的に、MODは機能するためにベースとなる別のゲームが必要であるため、それ自体は先行技術ではないと主張している。これを受けてゲーム業界やポケモンファンは眉をひそめており、仮に判事がこれを認めた場合、大きな影響を及ぼす可能性があると指摘している。
ゲーム業界記者で法律アナリストのフロリアン・ミューラーはGames Frayの記事で、MODで採用されているゲームプレイのアイデアや革新が先行技術として成立しないという指摘は、多くのMOD開発者の「膨大な創造性を完全に無視」していることを示すものだと述べている。
さらに、法的な観点からさらに懸念されるのは、これが認められた場合、特許侵害をする人物にとってMODが「格好の標的」とみなされる可能性が出てくることだ。彼らは同じアイデアをゲームに組み込み、そのゲームを保護することができてしまう。
「特許は、創造的な発明を奨励するために世界中の政府によって与えられる特別な独占権です」と、弁護士でありポッドキャスト「Virtual Legality」のクリエイターであるリチャード・ホーグはIGN USに語っている。「すでにこの世に存在していた場合、新たな人物がこれを発明したと主張することはできず、保護も得られません」
「すでに存在しているものはすべて“先行技術”と呼んでいます。ソフトウェアでどのような扱いになっているかという理由だけで、ゲームデザインをそこから除外するのはバカげています。アクセスのメカニズムはさほど重要ではありません。もう存在しているのです。そのため、同様のものは新しいものではなくなり、保護の対象となりません。二番手に独占権を与えることはないのです」
https://jp.ign.com/palworld/81024/news/mod
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Source: Y速報