
1: 2025/10/19(日) 19:52:17.07 ID:qy3nSVIZ0
ゴッドオブウォー:ラグナロクでもプロデューサーを務めたメーガン・モーガン・ジュイニオ氏が
大手スタジオやゲーム企業は収益性を高めるためにも
企画の多様化を図り、特に低予算ゲームへの投資を強めるべきだと語った。
報道陣との対談に応じたモーガンはそういったソフトがコールオブデューティーなどの
非常に大きな利益が期待できる作品に取って代わる必要はないとしながらも
今こそあらゆる観点から私達全員が長期的に持続可能な戦略への転換を真剣に検討するべき
時期に突入したとの認識を披露。
そのうえで特に大企業が支援するインディーズや中堅作に大きな可能性が秘められているとしていた。
「一流企業にもダブルA、あるいはシングルAへ出資し多様化を目指す機会が訪れていると思います。
それがどういった形に落とし込まれていくのかまでは想像できませんが
コロナによる混乱を終えて、私達は今後どういった道を歩むべきなのかを考える必要があるでしょう。
持続可能なゴール地点を定めそこにどのようにして到達するのか。それを計画しなければなりません」
モーガンはまたアストロボットやスプリットフィクションを成功例だと称えてもいた。
彼女によれば、これらの作品こそが既存の習慣を改め、総プレイ時間を短くしながらも
業界を長年悩ましていた開発期間の短縮を成し遂げたとし以下のような言葉を残している。
「今のゲーマーは奇麗なグラフィックにそれほど驚きはしません。
大規模な世界を提示しスケール感で圧倒したとしても、あまり感動を覚えないのですね。
ですが、これは当然のことではないでしょうか?
ゲームそのものが楽しくなければ、どれだけ美しいものを作成しようが意味を成しません。
周りをどれほど装飾したところで魅力がなければプレイヤーの心をつかむことは出来ないのです」
彼女が例に挙げた2作は、それぞれ完成度の高い映像を提供していたが
技術的なところよりも創造性や革新を強調した物である事は間違いない。
今年でいえばドンキーコングバナンザはグラフィックだけならばゴーストオブ羊蹄や
キングダムカム:デリバランス2に及ばないが、しかしそれが何か意味をなすこともないだろう。
15年以上もエルダースクロール6の発売を待ち続けるのも健全とは言えない。
そしてもし超大作の開発が長期化しすぎてしまった時、完成するまでのつなぎとして
想像力豊かな小規模ソフトを発売出来たら。それは業界にとって手助けとなるだろう。
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Source: Y速報