――今後どのような作品を目指していくのでしょうか。
岡村:いまは次に何を作るかを考えている段階です。
せっかく「メタルギア」という作品で、新しい人にも触れてもらえる機会を作れたので、これを続けていきたい気持ちはあります。
ただ、作る内容についてはまだ未定です。リメイクもあれば、新しい作品に挑戦することもあるかもしれません。
「メタルギア」シリーズはビデオゲームの歴史みたいなもので、ドット絵から映画のような表現まで幅広く、
それぞれの作品に応じたリメイク方法や表現の仕方が異なります。
今回作った『MGSΔ』の方法論をそのまま全作品に適用するつもりはなく、作品ごとに最適な手法を検討していくつもりです。
オリジナルスタッフの多くの方々が抜け、チームが再編された状態から、人を集めてようやく『MGSΔ』を作るところまで来れました。
チームとしては、過去作の魅力を損なわず、
現代のプレイヤーにも楽しんでもらえるクオリティを実現できたという自信があります。
現在はこの次の展開について、具体的なプランを模索しているところです。
――個人的には『METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS』のリメイクに期待しているところがあります。
岡村:あの当時のハードは当時の技術力で3Dのパフォーマンスを出すために相当特殊な作りが要求されていて、MGS4もなかなか特殊なコードになっていて……。今持ってくるのは大変そうだなぁ(笑)。
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Source: Y速報
