米国の家庭用ゲーム機市場で、マイクロソフトのXboxとソニーのPlayStationが記録的な販売不振に陥っている。2026年1~8月の本体販売台数は前年同期比でXboxが33%減、PlayStationが25%減となった。関税やAI関連の需要増加によって部品価格が上昇し、ゲーム機本体も値上がりしている。次世代機の発売時期も見通せず、市場は厳しい状況に直面している。
販売低迷の大きな要因は、ゲーム機本体の価格上昇だ。2026年1~8月に米国の消費者が新品のXbox本体に支払った金額は、平均529ドル(約8万3582円)で前年同期比26%増だった。PlayStationも同20%増の平均597ドル(約9万4326円)に達した。両ブランドとも平均購入価格は過去最高を記録しており、販売台数の減少と価格の高騰が同時に進んでいる。
家庭用ゲーム機は通常、発売から時間がたつにつれて値下がりする傾向にある。しかし、2020年に登場した現行世代のXboxとPlayStation 5(PS5)は、発売から6年が経過しても値上がりが続いている。従来とは逆の価格動向であり、値上げ幅も異例の大きさだ。
マイクロソフトは「Project Helix(プロジェクト・ヘリックス)」と呼ぶ次世代Xboxの開発を進めており、ソニーもPS6を開発している。しかし、現行機の段階ですでに高額になっていることを考えると、次世代機の価格設定はさらに難しくなる。
現在の価格水準では、次世代機の販売価格が1000ドル(約15万8000円)を超える可能性もある。逆に、消費者が購入しやすい価格に抑えようとすれば、製造・販売にかかる費用を回収できず、ゲーム機本体の販売で大きな赤字が生じることも考えられる。
家庭用ゲーム機市場は、他の多くの業界と同様、厳しい時期を迎えている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/09e0e28239a43dd9dc5a42c6106ea2a736d58aa9
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Source: Y速報


