――ついに『JUDGE EYES:死神の遺言』(以下、『JUDGE EYES』)の続編の発表となりましたが、前作の時点でシリーズ化は睨んでいたのでしょうか。
細川 もちろん結果ありきですが、チームの意気込みとしては「必ずシリーズ化するぞ」と思っていました。結果的にセールスも好調で、無事にシリーズ化できたのは、支持してくださった皆さんのおかげだと思います。
名越 前作は、“木村拓哉主演”というトピックで興味を持っていただいた方が多かったことは間違いないです。プロデューサーとしては、ユーザーさんに“興味を持ってもらうための動機付け”というのはアグレッシブに用意していく必要がありますが、“木村拓哉”というIPはある種の飛び道具だったと思います。
――なるほど。ところで、本作ではタイトルが『LOST JUDGMENT』に変更されました。その理由について教えていただけますか。
細川 全世界同時マルチプラットフォーム対応という点にも大きく関わってくるのですが、本作ではゲームタイトルやキーアートを全世界で統一しようと考えていました(前作の海外版の名称は『JUDGMENT』)。
そのために各国の担当者と協議した結果、前作との繋がりも感じられ、なおかつ新たな物語やテーマが伝わるタイトルとして、『LOST JUDGMENT』というものに変えることにしたんです。
――ワールドワイドを視野に入れた結果の判断だったのですね。
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Source: Y速報