ゲーム会社CEO「開発費高騰につれ70ドルという価格は限界が来る、持続可能なモデルではない」
『Skyrim』開発者いわく「今のオープンワールドは開発規模大きすぎて大変そう」。規模が大きくなるほど抱えるジレンマ
海外メディアRock Paper Shotgunは7月3日、オープンワールドのジャンルについてのインタビューシリーズを公開。第一弾として、Nate氏らにインタビューを実施したかたち。記事では、近年のオープンワールドゲームでは指定地点を順に移動させられるいわゆる“お使いクエスト”や、同じようなコンテンツが広大な土地に散りばめられているとの論を展開。Nate氏に対し「オープンワールドゲームはなぜこれほど退屈になったのか(how did the open world game get so boring?)」という問題提起をおこなった。これに対しNate氏は、開発規模の大きさも関係しているのではないか、と自身の経験を交えつつ見解を示した。
まずNate氏が指摘したのは、チームの規模が大きくなったことによる開発費の増加だ。AAA級と呼ばれるタイトルは、大規模なチームや高額の開発費などを費やして制作される。しかしそうした作品は、膨れ上がった開発費の回収のために、リスクを軽減し“失敗しない”ことが求められるとしている。加えて、開発に携わる人員が多くなると、開発している部分を小分けにしてセクションごとに区切る必要が出てくるという。そうした場合、制作物の確認やバランスの調整を経ない状態の開発は非常に難しい、との考えを述べている。つまりゲーム世界における“びっくりするような要素”が盛り込みづらいというのだ。
https://automaton-media.com/articles/newsjp/skyrim-developer-20240706-300824/
突飛な要素はリスクになるから
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Source: PS4速報!