――なるほど、少数精鋭でコツコツと作り上げて、ようやく今回の発表に至ったのですね。
なお、本作はあくまで“オリジナル版『FFT』の決定版”であり、2007年にPSPで発売された『獅子戦争』をベースにはしていないとのことですが、その意図をお聞かせください。
前廣
あの当時に、付加価値を追加したリメイク作として『獅子戦争』をリリースしたのは正しい判断だったと思いますが、
今回は、「改めて令和の時代に『FFT』をもう1回作ってみる」というコンセプトからプロジェクトが始まっています。
そこで“エンハンスド”バージョンにさまざまな要素を入れて、新しいプレイヤーに向けて『FFT』をリリースするとなったとき、
やはりベースにするのは、リメイク作の『獅子戦争』ではなく、我々がそもそもオリジナルとして制作した『FFT』がいいのではないかと考えました。
――ということは、『獅子戦争』で追加されたジョブやキャラクターなどは、今回は登場しない形でしょうか。
前廣
はい。あくまでオリジナル版準拠となります。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%82%B9
基本的な内容はPS版に準じるが、移植に際して大小様々な変更が加えられている。主なものを以下に示す。
「たまねぎ剣士」や「暗黒騎士」などの新ジョブ、『FFXII』のバルフレアや『ファイナルファンタジータクティクス A2 封穴のグリモア』のルッソなどの新キャラクター、新アイテムや新イベントが追加された。
また、PS版でも登場したクラウドを仲間にできる時期が早められている。
ストーリーの要所要所ではセルシェーディングによって原画の微妙な筆遣いを再現したCGムービーが流れるようになった(海外版では英語のボイスが追加された)。
PSP版ならではの追加要素として、プレイヤー同士での通信対戦や共同戦線ができるようになった。
「最大雇用人数が24人まで増加」「リオファネス城でのウィーグラフ戦が若干調整」「源氏シリーズが入手可能」
「『剛剣』が相手の装備状況に関係なくダメージを与えられる」「『真言』『裏真言』『ホーリーブレス』などランダム攻撃術の強化」などの変更がなされた。
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Source: Y速報